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注意深く目をそらすこと、
ある尊敬する詩人の口から現れたことばが
頭から離れない。
今まで画面と対峙し見えるものに拘って来たが、
見えるところ以上の何かを表すには、
あえて目を向けず、
注意深く五感を傾け問う必要があるのではないかと
最近より強く感じ始めた。
モノに溢れる今こそ目を閉じて瞑想するように
己のうちなるものと対峙し、
目の前にないものを感じて心にとめて、
霧の向こうの微かな
光の音を聞く。
― 瞑想 ―
日々の言葉より、 山口 健児