教室を開講するにあたって

■はじめまして

2011年10月から開講しました当教室のホームページをご高覧頂きありがとうございます。
私は、美術館、博物館をはじめ絵や美術を取巻く環境に20年くらい居りました。
そのなかで、さまざまな作品や人を見てきました。
その経験で感じたのが、今の人達は絵をみんな本当に楽しんでいるのだろうか?という疑問でした。


当然の事ながら、絵を描く本当の楽しみを知って、心から描くことを楽しんでいる方も居ます。

でも、手順、手法、習うことに一生懸命になりすぎるあまりに、技術的には高度なところにあっても、
楽しみながら描くことを忘れてしまっているような人を多く見てきました。

習うことも大切ではありますが、習うことによってある形に自分を強引に当てはめるのではなくて、
本当に楽しみながらその中で技術や手法を見つけ出していけたら良いのに、
そしてそんな人たちの力になれたら、そんな思いから教室を始めようと思いました。

 

■絵についての基本的な考え方

その人その人の生い立ちや生きてきた道は異なり、それぞれの生き方、考え方があるのと同じように、
人の求める絵や表現はそれぞれ違うものです。

本来絵の表現は流行廃り、方法論だけでは収まらないところがあるはずです。
少人数制で、それぞれの目指す絵や表現に向かっていけるような指導をしていけたらと思っています。


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