山口健児 KENJI YAMAGUCHI

Workshop

山口健児は、日本画の素材の魅力や、子どもたちに自分で工夫して制作する楽しさを伝えるためのワークショップも数多く行いました。
その一部を紹介します。

2003-2004

東京国立博物館

子ども向けワークショップ
「岩絵の具ってなに?さわってみよう!」

※この画像は後年のワークショップ風景です。

2003-2004

東京国立博物館

子ども向けワークショップ
「岩絵の具ってなに?さわってみよう!」

東京国立博物館の教育普及課に勤務していた時代に実施。これが日本画の素材を用いた子ども向けのワークショップの先駆けになったと自負していました。

2013

在サンフランシスコ日本総領事館

日本画デモンストレーション

2013

在サンフランシスコ日本総領事館

日本画デモンストレーション

「Nihonga and Color Sensitivity」展(日本画家の村田裕生氏、吉川文代氏、山口健児による三人展)開催に合わせ、現地の方々を対象とした日本画のデモンストレーションを行いました。

2014-2020

府中市美術館

府中市美術館
アートスタジオ オープンプログラム

2014-2020

府中市美術館

府中市美術館
アートスタジオ オープンプログラム

小中学生を中心に全世代を対象としたワークショップを定期的に担当。

「わくわく日本画体験!色紙に今のかわいいを描こう」「春の花を描こう~墨や泥絵の具を使って」「ミニミニ水族館」「とびだす!ゆめの絵本をつくろう」「紙粘土でクリスマス・ランプシェード」「もうすぐ春、季節の掛け軸を作ろう」「空飛ぶアートブーメラン」など、日本画の素材に親しんでもらうためのプログラムから工作系のプログラムまで、幅広い内容のワークショップを実施しました。

2012-2019

新宿区

新宿クリエイターズフェスタ
「こどもアート」

2012-2019

新宿区

新宿クリエイターズフェスタ
「こどもアート」

新宿区が開催していた参加型アートイベントで、その年のテーマに合わせた子ども向けワークショップの講師を務めました。

2017-2023

練馬区

アート体験ワークショップ
「こどもアートアドベンチャー」

2017-2023

練馬区

アート体験ワークショップ
「こどもアートアドベンチャー」

練馬区が夏休みに開催する参加型アートイベントに、初年度から講師として参加。没する前年までワークショップの一つを担当しました。

コロナ禍で開催ができなかった2020年、2021年には、オリジナルの工作キットの配布や、作り方のガイド動画の制作を実施。本人が作り方を説明する動画は、現在も練馬区の公式チャンネルで公開されています。

練馬区公式YouTubeチャンネル

※音声が流れます。

2018-2022

セブンカルチャーほか

手乗り恐竜ワークショップ

2018-2022

セブンカルチャーほか

手乗り恐竜ワークショップ

針金で作った骨に紙粘土で肉付けして、両手に乗るくらいのサイズのミニ恐竜をつくるワークショップ。夏休みの定番講座でした。

毎年、講座サンプルを増やしていたため、没後、アトリエには大量の白いミニ恐竜が残されました。
それらはNPO法人3.11こども文庫に引き取られ、福島県相馬市の子どもたちにより、思い思いに彩色されたカラフルな恐竜に生まれ変わりました。子どもたちが着彩した作品は、2025年3月開催の「3.11のあのね」展で展示されました(於:こくみん共済 coop ホール スペース・ゼロ )。

2017

足利市立美術館 ほか

日本画体験講座

2017

足利市立美術館 ほか

日本画体験講座

日本画の画材に親しんでもらうためのワークショップを、機会があれば開催していました。

Other works

ワークショップ活動のほかにも、山口健児の表現が社会とつながる場面がありました。ここではその一部をご紹介します。

レプリカ教材の制作

レプリカ教材の制作

東京国立博物館他、イベント等でハンズオン教材を制作しました。

画像リース・本の装丁

画像リース・本の装丁

作品が本の装丁に使用されました。

(左)佐藤正英『古事記神話を読む―〈神の女〉〈神の子〉の物語』、青土社、2011年

(右)平山城児『ダヌンツィオと日本近代文学』、試論社、2011年(装丁も山口健児)